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引越しが決まったらやらなければいけない手続きや準備まとめ

いざ、仕事や進学で引越すことになると、「引越し業者を決めなくては」「荷造りに取り掛かろう」など、引越しそのもののことで頭がいっぱいになりますね。

でも、ちょっと待って。日々の暮らしを、そっくりそのまま新しい場所へ移すためには、住居、車、電気・ガスなどをはじめとして、さまざまな手続きが必要です。

安心して新生活をスタートするために、どのような手続きや準備をしておけば良いのか、時系列で追っていきましょう。ぜひ参考にして下さい。

目次

引越しが決まったらすぐ

引越しが決まったらすぐにすることのポイントは、「優先順位が高い」「手続きに時間がかかる」の2点です。

このポイントを押さえれば、まず何をするべきか分かりますね。

賃貸住居・駐車場の解約

お住まいが賃貸物件ならば、すぐに管理業者または大家さんに連絡して、解約手続きをしましょう。

契約書は手元にあるでしょうか。契約内容にもよりますが、たいていの場合、1カ月前には申し出ることが必要です。

連絡が遅れると、違約金が発生することもあるので、契約内容をよく確認して下さい。

引越し当日、荷物を運び出した後に住居確認が必要なので、時間を設定しておきましょう。

車を所有しているなら、駐車場の解約も必要ですね。住居に伴う契約なら同じ業者への連絡でOKですが、別に契約している場合は、駐車場の管理元へ連絡しましょう。

転校・転園手続き(新&旧)

お子さんがいる場合は、転校が必要となりますね。子どもにとって転校は大きな出来事。

「今の友だちと離れたくない」「新しい学校で友だちができるかな…」と不安もいっぱいです。

せめて、区切りのよい学期の終わりに転校できるよう、引越し時期を設定しましょう。

担任の先生に連絡を取り、必要な手続きのほかに、「クラスのみんなに伝える時期」についても相談しておきましょう。保育園や幼稚園の場合も同様です。

転校・転園先も探しておかなくてはなりません。新住所の市町村役場に問い合わせて、学校の規模、人数、制服、部活動、環境等についてよく尋ねて、できれば下見に行って選びましょう。

保育園の場合は待機児童の問題もあって、すぐに入園できるとは限らないので、早めの情報収集が必要です。

新居探し

インターネットには物件情報が出ていなくても、実際に足を運んでみると、不動産業者で良い物件を紹介してもらえる場合があります。

地域の不動産業者についても調べておき、先に電話で問い合わせておくのもおすすめです。

引越し業者選び

時期や曜日、時間帯によって、引越し料金は大きく変わり、業者間のサービスも異なります。インターネットの引越し業者比較サイトを利用して、複数の見積もりを取って選びましょう。

引越し1カ月前

引越し当日が近づくにつれて、さまざまな作業に追われて忙しくなります。できる手続きは早めに済ませておきましょう。

役所の手続き

転出届・印鑑登録 ●転出届は必須です。この届けを持って新たな住所の役所で転入手続きをするので、忘れずに!
●転出届と一緒に印鑑登録も廃止しましょう。
健康保険・年金 ●国民健康保険の場合は、役所で手続きします。
●年金も同様です。
各種手当 ●乳児医療、高齢者医療など病院等の受診に関わること。
●子ども手当、各種福祉手当など。

不要品の処理

大量の荷物は、「必要な物」と「不要な物」に分け、不要品の処理に取り掛かりましょう。

自治体の粗大ごみを利用する場合は、期間が限られていたり、申請後に日数がかかることもあるので、窓口に早めに問い合わせましょう。

郵便物の転送

郵便物の転送は大切な手続きの1つです。転送を忘れていると、大切な書類を受け取るのが遅れたり、後の入居者がうっかり開封してしまうことにもなりかねません。

お近くの郵便局で手続きをしましょう。

新聞・宅配

新聞を購読していたり、食料品などの宅配を利用している場合は、転居の連絡を忘れずに。日割りなどで清算をすることになります。

電話・テレビ・インターネット

固定電話、インターネットは、手続きに時間がかかる場合があるので、早めに連絡します。

スマートフォン、携帯電話、衛星テレビ、NHKの受信料等も住所変更の手続きをしておきましょう。

銀行口座(住所変更・解約)

銀行口座についても、住所変更が必要です。銀行の種類によっては、転居先にはATMがなく利用しづらいこともあります。その場合は解約しておくと良いでしょう。

引越し1週間前

もう引越しは目前です。電気・ガスなど、生活に欠かせないライフラインは忘れずに手続きをしておきましょう。

電気・ガス・水道(新&旧)

電気・ガス・水道の手続きは、現在の住居と、新居の両方で必要です。新居については管理業者から電話番号等を教えてもらえるので、各窓口へ電話します。

※電気と水道は、新居ですぐに使えるように依頼しましょう。
※ガスの閉栓・開栓は立会いが必要です。転出、転入の際に何時に来てもらうか予約を取っておきます。

エアコン(新&旧)

エアコンも、ガスと同様に、現在の住まいと新居について業者の予約を取ります。新居での工事業者が分からない場合は、管理業者に問い合わせましょう。

あいさつ品の購入・ご近所にあいさつ

お世話になった人たちに、気持ちの品を持ってあいさつに行きましょう。

品物は悩ましいと思いますが、お菓子、飲み物、消耗品など、自分がもらって嬉しい物を選ぶと良いでしょう。引越し当日は慌しいので、前日にあいさつに行ってもOKです。

転居先のご近所へのあいさつ用の品物もあらかじめ購入しておくと便利です。

引越し当日

引越し当日は、朝から慌しく怒涛のように過ぎますよ。荷造りの最終確認をし、引越し業者の到着を待ちます。引越し作業中の手続きを表にまとめました。

現在の住まい ●ガスの閉栓
●エアコンの取り外し
※注意点
●予約時間に業者が到着。立会って閉栓します。
●予約時間に業者が到着。取り外してもらいます。
※荷物の積み込みが終わるまでに作業が終わるように予約時間を設定しておきましょう。
新居で ●ガスの開栓
●エアコンの取り付け
●ご近所にあいさつ
●予約時間に業者が到着。立会って開栓します。
●予約時間に業者が到着。取り付けてもらいます。
●用意していた物を持ってあいさつに行きます。

引越し後1週間

引越しが終わってひと段落したら、新しい地域の学校、役所、警察署で手続きを済ませましょう。

転校・転園手続き

まずは、お子さんと一緒に新しい学校や保育園・幼稚園を訪ねましょう。

担任の先生と会って話して、授業の進度を確認したり、教室や校庭を見学して、新しい環境になじむステップを作ってあげましょう。

役所の手続き

役所での手続き内容は、転出のときと同様です。転入届、印鑑登録、健康保険、年金、各種手当について窓口を訪ねましょう。

運転免許証

車やバイクの運転免許証は、本人確認書類としても使われますね。近くの警察署で住所変更をしておきましょう。

引越し手続きチェックリスト

最後に、引越しにともなう手続きのチェックリストを作りました。状況に応じて書き込みができるように(    )も入れたので、参考にして下さいね。

引越し手続きチェックリスト
引越しが決まればすぐ □ 賃貸住居解約 □ 駐車場解約
□ 転校・転園手続き(現在)
□ 転校・転園手続き(転居先)
□ 新居探し
□ 引越し業者選び
引越し1カ月前 < 役所の手続き >
□ 転出届 □印鑑登録 □ 健康保険 □ 年金
□ 乳幼児医療 □ 高齢者医療 □ 子ども手当
□(         ) □(         )
□ 不要品の処理(自治体粗大ごみ・廃棄物処理業者)
□ 郵便物の転送
□ 新聞 □ 宅配(        )
□ 電話 □ テレビ関連 □ インターネット
□ 銀行口座
引越し1週間前 □ 電力会社(現在) □ 電力会社(新居)
□ ガス会社(現在) □ ガス会社(新居)
□ 水道業者(現在) □ 水道業者(新居)
□ あいさつ品の購入(現在、新居)
□ ご近所へあいさつ
引越し当日 < 現在の住まい >
□ ガスの閉栓  □ エアコンの取り外し
< 新居で >
□ ガスの開栓  □ エアコンの取り付け
□ ご近所へあいさつ
引越し後1週間 □ 転校・転園手続き   □(         )
< 役所の手続き >
□ 転入届 □ 印鑑登録 □ 健康保険 □ 年金
□ 乳幼児医療 □ 高齢者医療 □ 子ども手当
□(         ) □(         )
□ 運転免許

まとめ

現在の生活と同じように、新たな場所でも快適に過ごしたいですね。

そのためにも、必要な手続きをしっかり押さえて、後で「しまった!」とならないように準備しておきましょう。

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