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引越しの訪問見積もりで準備しておきたいことと注意点まとめ

引越し業者を選ぶ時見積もりをお願いしますが、どうしても訪問が必要ですか?準備するのはどんなところでしょうか?

引越し業者を選ぶ時や上手にお断りする時のポイントをまとめました。

目次

できれば訪問見積もりで、でも不要の場合もある

基本は訪問ですが荷物の少ない単身の方なら不要な場合もありますが実際どの程度の荷物のことでしょうか。

各社学生さんや一人暮らし、あるいは単身赴任の方など、荷物が少ない方向けに2万円以下の商品として扱っています。

おおよその内容としてはダンボール10~15個・衣装ケース2個位・2ドア冷蔵庫・洗濯機・布団袋や程度ですね。

最近の単身者要の賃貸物件では洗濯機や冷蔵庫・テレビなど備えているところもあります。この程度の引越しなら訪問見積もりは不要です。逆にこれ以上なら訪問見積もりが必要になってくるでしょう。

なぜ、訪問見積もりをするか?

それははっきりした金額として見積もることができるからです。また、不要品の処分を頼めるかまた処分料はいくらかなどもはっきりとした金額が解ります。

そして、自分の引越しの荷物をみてもらい、どの程度ダンボールが必要でどのくらい枚数をもらえるかなども打ち合わせをして細かいところまで詰めることができます。

実際に荷物をみてもらい、はっきりした金額を算定してもらうからこそ他社との比較検討ができるのです。

やはり、お勧めは訪問での見積もりですね。

業者さんに来て貰う前に必ず準備する3つポイント

せっかく引越し業者さんに足を運んで貰うのなら事前の準備も必要ですどのような用意が必要でしょうか?

持っていく荷物を決めておく

これが一番重要です、訪問してくる引越し業者さんも一番知りたいのはどの位の荷物を移動させるのか?

処分をするものはなにかを知って見積もりが出せるのです。逆に引越しする人がどれを持って行くのか決まらない場合が一番困るとのこと。

当日どの程度の車を用意するのかをあらかじめ決めておかなければなりません。思いの外、荷物が多く積みきれなかったなどということが起きないとも限りません。

実際に訪問時に聞いていた荷物以上であった場合は、トラック追加になりかなりな追加料金が発生します。

日程の調整をすること

この日程の部分はご自分だけの都合ではなく、転勤なら会社や集合住宅なら契約期間などの調整もあるでしょう。

引越し業者さんはどうしてもこの日でないと駄目というのは、なかなか厳しいところが有るようです。

引越しシーズンの年末から会社年度末の土日は、分刻みでの手配となりご希望の日時が取りにくいとのこと。どうしても希望日が取りたいなら早めの予約が必要ですね。

しかし、そうすると見積金額がなかなか安くなりません、できれば第三希望あたりまで用意して見積もりをお願いすると調整がつきやすく、お得な見積もりをお願いできるでしょう。

紙で見積もりを出してもらう

いまどき、口頭だけの口約束という見積もりなどないと思いますが、まれにおおざっぱに5万位などという曖昧な金額を出してくるところもあります。

この、金額はあくまで移動金額であり、せいぜいトラックの運転手と助手合計2名とトラック1台分の金額を伝えているだけでしょう。

実際の引越し当日に新しい場所が階段利用だったとか、不要品の処理金額・家電設置や動作確認も別料金を請求されたりなどと、思いもかけない高額が後日請求されたりします。

引越しトラブルで電話相談に寄せられる苦情で一番多いのがこの見積もりや追加料金であり全体の38%余を占めています。

引用:ひっこし110番に聞く! クレーム事情に異変アリ

このようなトラブルを避けるために必ずしっかりとした見積もりをお願いしましょう。

訪問見積もりは何社くらい比較した方が良い?

メールや電話での見積もりから訪問見積もりまでに何社くらいに絞り込めばよいか?

結論から言えば3社~5社くらいに絞り込んだ方が良いと思います。実際に何度も見積もりを取ってみた私の体験からの意見です。

よくWEB條などで20社一括見積もりや10社見積もりというサイトを見かけますよね。私も過去に4回程上記のような引越し業者一括サイトで見積もりをお願いしたことがあります。

結果20社とか10社と書いてあっても、20社全部の会社から見積もりをいただいたことは一度もありません。

私は地方都市とは言え県庁所在地に住んでいましたし、地元のタウンページにはこの見積もりをお願いした20社全部記載がありましたがせいぜい半分か、良くて7割程度の会社からしかお返事をいただけませんでした。

大家として引越しする入居者を送り出したり、お迎えする立場で入居者の方に伺っても皆さん大体同じお返事でした。

 

またご返答の方法も様々です。以前夜10時過ぎに一括見積もりをWEB上から申し込みしたところなんとその後、夜の11時過ぎに某引越し業者から「先ほどの見積もりの件で・・・」とお電話いただいてちょっとびっくりしました。

20社見積もりで返答が来たのが13社くらいで、電話でのコンタクトがそのうち6社ほど。後はメールと郵便で見積もりを送るなど様々でした。

金額も違いがありました。同じ条件で見積もりをだしても高いところと安いところでは5万くらい違っており、何がこんなに違うのか不思議でした。

しかし、各社必ず言うのが「これはお客様が入力した概略の見積もりであり正確な見積もりをだすために必ず訪問させて欲しい」これは電話・メール・郵便どれにも一言添えられていました。

その中でどうやって訪問させる業者を選んだかというと、金額の一番高いところは最初にパスしました。余りに高額だったからです。

また私の引越しの場合は、日程が仕事上動かせなかったので年末の指定時間に空きのある会社というと5社くらいに絞られました。

この5社と電話で打ち合わせをして調整したり、見積もりの内容を伺ったりなどして結果として訪問して貰ったのは3社でした。

その絞り込んだ理由や最終的に選んだ基準を次にお伝えしますね。

引越し業者を選ぶポイント3つ

沢山の引越し業者から1社を選ぶ時の決め手になる点をご紹介します。

金額や会社名だけで選ばない

私の場合は20社見積もりで返答が来た会社が13社、そこから5社に絞り訪問に来ていただいたのが3社でそこから1社を選びましたが金額的には平均値を出してきた会社でした。

1番安い会社とは1万以上違っていましたが、最終的には大変満足できる引越しとなりこの引越し業者を選んで本当によかったと思いました。

何故、1番安い会社に依頼しなかったかというとこの会社が見積もりをだした後、夜の11時近くに電話連絡をしてきた会社だったからです。

熱心なのは解ります、営業なので当然とは思いますが訪問のアポイントメントを取る為に、深夜に及ぶかなり執拗な電話であったためにこの会社を見送りました、全国区で有名な会社でしたが。

また5社から3社に絞り込んだとき参考にしたのは口コミサイトです。

良い口コミ・悪い口コミ色々でていますが平均的にみて余り評判の悪くなさそうなところで希望日程を取れると電話で約束をしてくれたのが3社でした。中には有名な会社・中規模業者色々でしたが金額はほとんど変わりませんでした。

引越しについての費用や手順など作業内容を把握しているか

変わらない金額の中で差異があったのは、家電の処分料や階段のある引越しでしたので割り増しの金額に多少差があった程度です。

その中で費用の詳細についてしっかり説明をしていただけた事が、引越しする自分にとってはとても安心できるのです。

訪問見積もりに来ていただいた方の中には営業しかしたことがなく、実際の手順など不明な感じの方もいらっしゃいましたが総じて3社とも丁寧な対応でした。

最後は誠実な対応をしてくれるか

最後に決めた業者さんとの訪問見積もりの中で何度もいわれていたのが作業の「養生」についてです。

「養生」とは建物に傷をつけずに引越しする為に保護シートを壁や床にしきこむことを言いますが、この金額は引越しの基本料金に含まれており別料金にならない点をお約束していただけました。

荷物の梱包なども必要なダンボールを無料で数十枚も貰い、また引越し作業の日程については頑張って調整していただきました。

この建物に傷をつけない引越し「荷物や建物に対して丁寧に扱う」引越しをご提案いただいたことが決め手になったのです。

後日アンケートをいただいた時にも丁寧な引越しで大変良かったと返信したところ、再度当日の担当さん達(4名)全員の直筆でのお礼状をいただき嬉しかったです。

この誠実な対応に、やはりこの会社に決めて良かったと思いました。

業者を断る時の上手な伝え方

お願いする業者さんを決めたら、ビジネスマナーとしてすぐお断りをする業者さんにも連絡を取りましょう。その上手な伝え方を例文も含めてご紹介します。

せっかく訪問して来ていただきお断りの連絡はお伝えづらいですよね。でも、いつまでも連絡しない方が業者さんにご迷惑をおかけすることになるのです。

おそらく、訪問見積もりの際には1両日中とか何日までにはご連絡をください。

また、その後連絡をいただけない場合は約束の日時や見積もりではできないと言われていると思います。具体的なお断りする方法としてメールと電話を想定してみました。

メールでお断りする場合は

「○○社御中
貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、先日お越しいただきましたお見積もりの件ですが、御社を含め数社とお見積もりを併せて検討させていただきましたが残念ながら今回は御社との契約は見送らせていただきます。
せっかくお運びいただきまして大変申し訳ありません。また、機会がありましたら是非宜しくお願いいたします」

メールでお断りするのならこの程度の文章をお送りすれば良いでしょう。

電話でのお断りであれば

「先日、お越しいただきありがとうございました。検討しましたが、今回は見送らせていただきます。また機会がありましたらよろしくお願いします」

とお伝えしましょう。

お断りのビジネスマナーとしては一刻も早く、丁寧にはっきりとお伝えするべきです。

そして最後に来ていただいた方へのねぎらいも一言添えることができればスマートです、是非ご参考になさってくださいね。

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