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引越しで出た不用品や家具などの粗大ごみを処分する5つの方法

引越しの荷造りをする過程において、「もうこれは必要ないな…」「この際、コレクションを処分してしまおう!」などと思うことがあるでしょう。新居で収納スペースが確保できないため、泣く泣く手離す場合もあるかもしれませんね。

それぞれの生活スタイルによって、観葉植物、ペット、衣類、バッグ、書籍、収納家具、電気製品など、手離すものの種類はさまざまでしょう。

まだ使える物は「リユース・リサイクル」し、それ以外の物だけを「処分する」よう、できるだけ考えてみましょう。住居を引き払うまでにできる不要品の処理方法5つと、メリット・デメリットをご紹介します。

目次

1.友達や家族に「譲る」

あなたにとっては不要な物でも、誰かにとっては必要な物かもしれません。まだまだ使える物ならば、売ってしまう前に、あなたの周りに使ってもらえそうな人がいないか考えてみてはいかがでしょう。

友人・知人、家族、近所の人、同僚など、好みを知っている相手がいるなら、気軽に声をかけてみませんか。

まずは、「生きているもの」から考えてみましょう。大事に育ててきた小動物や昆虫、魚などのペットは、できれば継続して飼うのが理想ですね。

でも、どうしても事情で手離すのなら、大切にしてくれる人に飼ってもらうのが良いと思います。

また、観葉植物、ベランダの鉢植え・プランターなども、喜んで育ててくれる人がいるはずです。ペットはケースを掃除して餌もつけ、できれば飼育方法をメモして一緒に渡しましょう。植物も鉢をきれいにして持ち運びしやすくしておきましょう。

その他の品物も、もらった人が気持ち良く使えるよう、清潔にして渡すのが基本ですね。特に気を付けたいのは衣類。逆の立場になると分かるように、においやシミはNGです。

しばらく身に付けていない場合は、洗濯し香り付けをしておくと気持ち良いでしょう。 

知人へ「譲る」ときのポイント
ペット ●ケースを掃除 ●えさをつける ●飼育方法をメモ
植物 ●鉢・プランターをきれいに ●運びやすく
衣類  ●洗濯して良い香りにしておく

2.各専門買取店・リサイクルショップへ

手離すとはいえ、大切にしていた物です。買い取ってもらう場所はよく選びましょう。本、衣類、楽器、パソコン、ゲーム類、アンティークなどは、それぞれの専門店で買い取ってもらうと、大切に扱ってもらえますし、買い取り額も良いと思います。

食器、家具など専門店が見当たらない物は、総合的にカバーしているリサイクルショップへ持っていきましょう。

インターネットで買い取りしている店舗も多くなっています。「着払いで発送可能」「2、3日で査定・振込可能」など、サービスはさまざまなので、数社を比較し内容をよく確認してから利用しましょう。

売る際には、たとえ同じ物でも、ケース・説明書なしよりは「ケース・説明書あり」、汚れがあるよりは「汚れなし」の方が買い取り額が高くなります。

例えば、箱がない食器の場合、ちょうど良いかご等に入れたり、きれいな透明の袋で包んでおくだけでも、買い取り額は変わってきます。店舗や担当者によって、対応は異なると思いますが、お試しあれ。

買取店に「売る」ときのポイント

  • ケースや説明書がある場合は、忘れずに付けておく。
  • 汚れは取って、良い状態で。
  • インターネット買い取りは、数社を比較して内容を確認。
  • ★コツ★ ケースがない場合は、かご等で代用してみる!
  メリット デメリット
時間 ●その場で査定できる  
手間   ●持って行く手間が必要
費用 ●相場によるが、現金化できる ●買い取ってもらえない物もある

3.フリーマーケットに出品

フリーマーケットを利用して不要品を売る場合は、売れるかどうかは未知数ですが、商品に応じて自分の希望する価格を設定できること、お客さんと交渉できることが魅力です。

アナログ

もしも、引越しをするまでに時間の余裕があれば、地域の情報を集めてフリーマーケットの開催があるかを調べ、出品してみるのも良いでしょう。

出品料が必要な場合が多いので、思ったよりも売れずかえって赤字になる場合もあると心積もりしておきしょう。

  メリット デメリット
時間   ●準備も当日も時間がかかる
手間   ●準備も当日も手間がかかる
費用 ●希望の価格を設定できる ●買い手がつくか不透明
●出品料がかかり赤字の場合も!

インターネット

インターネットを活用してフリーマーケットに出品することも可能になりました。最近注目を集めているスマートフォン用のフリマアプリ「メルカリ」などを利用してみても、良いかもしれませんね。

商品を撮影して簡単な情報を入力するだけで出品できますよ。

  メリット デメリット
時間 ●出品後は時間いらず ●発送に時間がかかる
●売れるまでに時間がかかる
手間  ●出品後は手間いらず ●発送に手間がかかる
費用 ●希望の価格を設定できる
●出品料の必要なし
●買い手がつくか不透明

4.オークションに出品

インターネットを活用した「モバオク 」などのオークションも人気です。引越しで不要になった物も、気付かなかったような価値があるかもしれません。

オークションに出品してみたら、思いがけない高値がついたという場合もあるでしょう。

  メリット デメリット
時間 ●出品後は時間いらず ●発送に時間がかかる
●売れるまでに時間がかかる
手間  ●出品後は手間いらず ●発送に手間がかかる
費用 ●意外な価値を発見できる ●買い手がつくか不透明

5.「処分する」業者引取りvs自治体の回収

「譲る」「買い取り業者に依頼する」「フリーマーケットやオークションに出品する」のいずれを試しても、残ってしまった不要品は、残念ですが処分しましょう。

方法は、廃品処理業者に頼む場合と、自治体の回収に出す場合の2種類があります。

大きくメリットだけに注目すると、廃品処理業者の引き取りは「時間・手間いらず」、自治体の回収は「費用が安い」と言えます。

廃品処理業者は、料金がかかりますが、自宅まで引き取りに来てもらえるので、時間に余裕のないときには助かるでしょう。大抵の場合、紙やプラスチックなどの種類を問わず、何でも対応してもらえると思います。

自治体の回収を利用する場合は、素材の種類に分けて出す必要がありますね。大型の家具などは、「粗大ごみ」として回収してもらえます。回収日が限られていたり、申請が必要な場合もあるので、しっかり情報を把握しておく必要があります。

2種類の「処分」方法を下の表にまとめて内容を比較したので、参考にして下さい。

  メリット デメリット
処理業者 ●引き取りに来てもらえる
●手間いらず
●時間がかからない
●種類を問わない
●料金がかかる
自治体 ●費用が安い
●持ち込みもOK
●持ち込みの場合は手間がかかる
●粗大ごみは、時期を逃すと引越しに間に合わない場合も!

まとめ

引越しの荷造りをしていて出てきた不要品の処理方法について、ご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

各不要品を手離す上で、どの方法を選ぶにしても、大抵の場合は情報を集めたり準備をしたりするのに時間がかかります。細かい荷造りは後にして、まず「必要」と「不要」に分け、余裕を持って取り組みましょう。

あなたが大切にしてきた色々なものを、できるだけ「リユース」してもらえますように。

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