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準備が間に合わないとなる前に!引越しを楽にする荷造りのコツ

引越しのさまざまな作業のうち、最も時間や手間がかかるのが「荷造り」ですね。引越しをスムーズに進められるかどうかは、この「荷造り」にかかっているといっても過言ではありません。

いざ荷造りを始めてみると、途方もなく日にちがかかり「もっと早くしておけばよかった…」と悔やむというのもよくある話です。幸先の良いスタートを切るためにも、後回しにはせず、すぐに取り掛かってみませんか。

あなたの引越しをラクにする「荷造りのコツ」をご紹介しましょう。

目次

まずは荷物の種類分けからはじめる

荷造りは「思い立ったが吉日」です。引越しを決めたらすぐに取り掛かりましょう。

単身引越し、家族引越しなど、人数・荷物の量や、1日に費やすことのできる時間によって、荷造りにかかる日数は異なりますね。余裕を持って「1カ月」は確保しておきましょう。

まずは、段ボールを調達し、膨大な荷物を種類分けしておきましょう。

段ボールを調達

段ボールは、引越し業者の配達サービスがあれば利用して、多めに頼みましょう。

サービスがない場合は、ホームセンター等で購入するか、または店舗によっては商品を取り出した後の段ボールを分けてもらえることもあるので尋ねてみましょう。

荷物の量や段ボールのサイズによりますが、20個から50個程度になると想定しておきましょう。思っているよりもかなり多くなるはずです。

部屋ごとに種類分け

種類分けは、ピンポイントで部屋や置いている場所ごとにまとめましょう。荷造りも荷解きもしやすいので便利です。

できれば、カレンダーの裏など大きな紙に書き出して、家族みんなの目に付く場所に張っておき、記入漏れ等をチェックしてもらいましょう。

種類ごとに段ボールを準備し、中身について「書籍」「食器」のように簡潔に書きます。置く場所が分かっている場合は「書籍(リビング)」「食器(キッチン)」などと記しておけば、新居に運び込んでもらう際、引越し業者が分かりやすいでしょう。

<場所ごとの種類分け>※「 」内は段ボールに記入
リビング 「衣類」「書籍・CD・DVD」「カーペット・マット類」
「趣味」「おもちゃ」「壁面(写真・ポスター・時計)」
寝室 「寝具」
キッチン 「調理用具」「食器」「乾物類」「調味料」「食品(冷蔵庫)」
お風呂・洗面所 「洗面用具(石鹸・シャンプー)」「清掃用具(洗剤・スポンジ)」
トイレ 「トイレットペーパー・衛生用品」「清掃用具(洗剤・ブラシ)」
玄関 「バッグ・靴・傘」
当日用 「すぐ開ける」「トラックに載せない!」 

 上の表の赤文字3点について、補足します。

「食品(冷蔵庫)」

  • 引越し前日に、冷蔵庫内の食品等を入れる。
  • 段ボールではなく、できればクーラーボックスを用意しておくと便利。

「すぐ開ける」

  • 当日に出るパジャマ、タオルなどの洗濯物、取り外したカーテンを入れる。
  • 用意しておくと当日慌てずに済む。

「トラックに載せない!」

  • 当日に使う物、掃除に必要な物を入れる。
  • マイカー移動の場合は、引越し業者のトラックには載せず自分で運ぶと、新居到着後に便利。

荷造りのスケジュールを立てる

次に、荷造り用に確保した「引越し前の1カ月」について予定を立てましょう。ぼんやり過ごしていると1カ月は瞬く間に過ぎてしまいます。心してかかりましょう。

1週間ごとに分けて、予定を書き出すと分かりやすいでしょう。できれば3週目(カレンダーによっては4週目)までに梱包はほぼ終わらせる予定にします。

最後の週は、引越し当日まで1日刻みでカウントダウン形式にして予定を書くと、具体的に流れを想定できて安心です。

スケジュールも、種類分けと同様に大きな紙に書き出して、目に付きやすい場所へ貼りましょう。できたことから線を引いて消していくと達成感が出ますよ。

<荷造りスケジュール例>※引越し前1カ月
1週目 ● 季節外の物
 「衣類」「寝具」「バッグ・靴・傘」「カーペット・マット類」
●「書籍・CD・DVD」「趣味」「おもちゃ」
2週目 ● キッチン「食器」「乾物類」「調理用具」
3週目 ● お風呂・洗面所「洗面用具」「お風呂清掃用具」
● トイレ「トイレットペーパー・衛生用品」「トイレ清掃用具」
● ベランダ「鉢・プランター」
ここから最終週(予備の1週間)
7日前

2日前
●「壁面(写真・ポスター)」
●「トラックに載せない」準備
● ベランダの物干し竿・ラック片付け 
前日 ● 入浴後、「お風呂・洗面所用品」をまとめる。
● ひと晩で乾く物だけを洗濯。あとはビニール袋にまとめて「すぐ
  開ける」へ。
● 冷蔵庫の電源OFF。「食品(冷蔵庫)」クーラーボックスへ。
● 当日着る衣類、洗面用具等必要な物 → 1泊用バッグへ
● 最終梱包

荷造りのコツ

それでは、荷造りスケジュール例を参考に、日にちを追って荷造りのコツを見ていきましょう。基本的に「段ボール」と記載しますが、それぞれ荷造りしやすい方法を選び、収納ケース等があれば活用して下さい。

  • ポイント① 内容物の記載は、箱の上と側面に目立つようしっかりと。
  • ポイント② 箱の中の整頓は後からできる。とりあえずどんどん入れる。
  • ポイント③ 重さや量に応じて、種類の近い箱に分けたりまとめたり工夫する。
  < 荷造りのコツ >
衣類 ● 2人以上の引越しなら、名前で分けると荷造りしやすい。
● 収納ケース等に入れている場合は、そのままでOK。
  ふたが外れないよう養生テープで留め、テープに内容を記入。
寝具・こたつ布団 ● ふとん袋に入れる。
● すでにふとん袋に入れているなら、そのままでOK。
  袋が複数ある場合は、運びやすいよう養生テープでまとめる。
バッグ・靴・傘 ● 汚れを取り、中に新聞紙等を入れて型崩れを防ぐ。
カーペット
マット類
● 洗濯済みのものをビニール袋に包み、段ボールへ。
● 未洗濯なら、洗って乾かし、段ボールへ。
書籍・CD・DVD ● 同じ段ボールに入る場合は、本を下に。
趣味・おもちゃ ● 壊れやすい物は新聞紙でくるむ。
● おもちゃは、段ボールを用意して子どもに任せるとGOOD。
壁面
(写真・ポスター)
● 額に入ったポスターや写真は立てて入れると割れにくい。
● 時計、鏡、フック等も忘れずに。
調理用具 ● 大きい物から下に。フライパンは立てると省スペースに。
● 上に新聞を載せて、次々重ねていくと作業が早い。
食器  ● 割れ防止でしっかり包みすぎるとスペースがなくなるため、梱包用の新聞等は少なめで。
乾物類・調味料  ● 常温OKな普段使わない物から入れていく。
お風呂・洗面所用品 ● 買い置きのシャンプー、石鹸、洗剤、化粧品等を先に入れる。
● 液体は中身がこぼれないようビニール袋へ。
トイレ用品 ● 買い置きのトイレットペーパー、洗剤等を先に入れる。
● 液体は中身がこぼれないようビニール袋へ。
すぐ開ける ● 当日に出る洗濯物・カーテンがメイン。他にもさまざまな種類の物を入れられるよう、ビニール袋を数枚入れておく。

あると助かる荷造り道具

最後に、あると助かる荷造り道具をまとめました。基本的な物から意外な物まで、用意しておくときっと役立ちますよ。

荷造りの途中に「ガムテープはどこへ行った?」「油性ペンがない!」などとなりがちですので、当日用の「トラックに載せない」段ボールの中に、まとめて入れておきましょう。

トラックに載せない

  • 掃除用(ほうき・ちりとり・フローリングワイパー・雑巾)
  • 梱包用(ガムテープ・ひも・はさみ・太字油性ペン)
  • その他(箱ティッシュ1箱・トイレットロール1個・ウェットティッシュ・ビニール袋数枚・メモ用紙・ペン)

まとめ

さあ、これで荷造りの準備、心積もりは万端ですね。てきぱきと荷造りを進めるためには、「種類分け」「スケジュール作り」といった下準備がとても大切になります。

チェックリストを作って、色ペンで消すなどの工夫をすると、達成感を味わうことができるので、荷造りもどんどん進みます。

億劫になりがちな荷造りですが、新生活に向けて楽しいカウントダウンになりますように。

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