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引越しの所要時間を短縮して早く終わらせるための7つの方法

引越し日当日は、やることがたくさんあって忙しいですよね。そんな中で引っ越しが長引くと困ってしまうので、少しでも早く終わらせたいところです。

もちろん、引越し先の距離や荷物の量、業者によっても時間は変わりますが、少しでも時間の短縮ができるように、やっておきたいポイントをまとめてみましたので、ぜひ事前に取り組んでみましょう。

目次

事前にしておくこと

まずは時間短縮のために、事前にしておいた方がいいことからまとめていきます。

引越しの日は一分一秒ムダにせずにスムーズにいきたいですし、先にやっておくかやらないかで大きく変わります。是非チェックしていきましょう。

いらないものは処分しておく(譲る・売る・捨てる)

いざ荷造りをするとなると、住まいを見渡して途方もない量の荷物にうんざりしますね。この荷物は、大きく分けると「いる」か「いらない」かです。

荷造りの前に、まずこの不要な物を「譲る」「売る」「捨てる」の3つの方法で処分しておきましょう。

譲る

インテリア、観葉植物、収納家具などは、家族、友人、知人の中で引き取ってもらえそうな人はいませんか。できれば、身近な人に活用してもらえるといいですね。ぜひ尋ねてみましょう。

売る

あなたには不要になった本、CD、DVD、電化製品、食器、インテリア、衣類、家具なども、誰かの役に立つかもしれません。

売る方法としては、「リサイクルショップ」「各専門買取店」がありますが、もし近くに店舗がなくても、インターネットで取引できる業者もあるので、情報を収集しましょう。

ちょうど良い時期に開催があれば「フリーマーケット」に出品してもOK。インターネット上の「フリマ」「オークション」も活用できるでしょう。

捨てる

「あとは捨てるしかない」となれば、自治体の回収に出しましょう。急ぐ場合は、有料の廃品処理業者に依頼すると、すぐに引き取りに来てもらえます。

参考:引越しで出た不用品や家具などの粗大ごみを処分する5つの方法

段ボールに分けておく(荷造り)

さあ、これで残ったのは必要な物ばかりですね。早速、荷造りを始めましょう。

衣装ケースなど軽い収納家具なら、中身を詰めたまま運んでもらえますよ。引き出しや扉が開かないように、養生テープで留めればOKです。

養生テープは、はがした跡がつかず、上にペンで文字も書けるので便利です。ホームセンターなどで見付かります。

軽い収納家具以外は、基本的に段ボールに詰めていきます。荷物の量にもよりますが、20個から50個程度をみておきましょう。

部屋ごとに片付けていくのがおすすめ。季節外の物や、普段使わない物から、どんどん入れていきましょう。

段ボールには置く場所を書いておく

段ボールには、「本・DVD」「調理用具」など中身を記載するのに加えて、「リビング」「こども部屋」「キッチン」等、新居で収納する場所も書いておきましょう。

いざ新居に荷物を入れる際、引越し業者に各部屋まで運んでもらえます。

引越し業者をうまく使う

コチラの準備はバッチリ!でも、いくら準備しておいても、もう引越し業者によっては全てがパーになることもあります。

時間短縮するならやはり引越し業者が重要です。そこで、気をつけたいポイントをおさらいしていきましょう。

午後便は遅れる!午前便を選ぶ!

引越し料金でみると、「午前便」より「午後便」の方が安価に設定されています。「午後便の方がお得ですよ」と勧められる場合もあるかもしれませんね。

しかし、時間を考えると「午後便」は遅れることが多いので、要注意です。

「午後便」を選んだ場合の例

引越し数日前 業者より電話連絡
引越し業者:お世話になります。□□引越しの○○です。引越しは○日ですね。「午後便」をお選び頂いたので、午後2時から4時の間にうかがいます。

あなた:分かりました。よろしくお願いします。

当日午後2時すぎ
あなた:なかなか来ないなぁ。いつ来るんだろう。

午後3時
あなた:もう3時になったのに。午後6時発の新幹線に間に合うかな…

午後3時半 電話連絡
引越し業者:□□引越しの○○です!午前の作業がずれ込みまして、到着が4時半になります!

あなた:えー!ずっと待ってるんですよ!急いで下さい! 

 

「午後便」は、午前の引越し作業を終えてからの作業になるため、午前中の引越しが長引けば、午後の予定がずれ込むことも多々あります。

例えば、「午後便」を選択して「午後2時から4時頃になります」と言われた場合、待っている側は「午後2時すぎかな…」と思って準備していても、午後4時ギリギリになるか、状況によっては、さらに1時間以上待つこともあり得るのです。

引越し後には、マンションの管理業者や大家さんによる住居の確認が必要ですし、新居に到着後は、水道、電気、ガスの業者による手続きも待っています。

これらの予定が次々にずれることになると、ひと段落するのは深夜で、ぐったり疲労する結果になってしまうでしょう。時間に余裕がない場合は特に、作業開始時間が確定している「午前便」がおすすめです。 

対応の早い業者を選ぶ

引越し作業にかかる時間は、当日の引越し業者の力量によって大きく変わります。いかに屈強な人でも不慣れな場合と、華奢に見えてもベテランの作業員が行うのとは、まったく異なります。

引越し業者を選ぶ際は、手際の良い作業をしてもらえる業者を選びましょう。

「実際に作業してもらわないと分からないだろう」と思われそうですが、責任を持って手早く仕事をするかどうかは、会社の社風に表れます。

次の点に気を付けてチェックしてみると参考になるでしょう。どれもクリアしていれば、当日の引越し作業も手際良く進めてもらえるはずです。

インターネットでの比較見積もりの返信

複数の業者をインターネットで比較見積もりする方が大変多くなっています。その返信が早いかどうかは、業者の見極めの1番目のポイントです。

電話での問い合わせ

業者を絞ったら、電話での問い合わせになりますが、電話口の対応も大変参考になります。

「担当者にすぐつなぐ」「担当者が不在の場合は、テキパキと連絡先等を尋ね、何時頃に折り返すかを伝える」-この点がきちんとできていれば、まずはOKでしょう。

担当者からの折り返し電話

さて、予定の時間までにきちんと折り返しの電話をかけて来るかどうかも、大きな判断材料になります。

訪問見積もり

訪問見積もりの際は、時間を守れるかどうか、テキパキと必要事項を確認して、できればその場で見積もり書を渡すかなど、仕事ぶりにも表れます。

作業員の人数をチェック

作業員の人数は、引越し料金を考えると人件費を省くために少なくしておきたいかもしれませんが、人手が足りないと、その分時間が余計にかかってしまいます。

引越する人数、荷物の量に見合った作業員に来てもらえるのか、よく確認しておきましょう。

目安としては、単身の場合は2名、家族で引っ越す場合は3、4名以上です。複数の業者から見積もりを取ってみて、業者間で料金に大差がなければ、作業員の人数が多い方を選びましょう。

業者に出発希望時刻を伝える

引越し作業の後、新幹線や飛行機で移動する場合は、出発に間に合うか気がかりになりますね。特に「午後便」で1、2時間も遅れたとしたら、「急いでいるのでお願いします!」と言いたくなるところ。

ただ、引越し業者も体力勝負で一生懸命です。作業中に急かされると、家具の破損や怪我につながりかねません。

もし、急いでいることを伝えたいなら、業者のトラックが到着したときに声をかけましょう。

「○時発の新幹線に乗る予定なので、できるだけ急ぎでお願いします」「だいたいいつ頃に終わりそうでしょうか」などと丁寧に話しましょう。

缶コーヒーを準備しておいて、手渡してもよいかもしれませんね。

まとめ

引越し当日は、1日がかりの重労働になります。実際に荷物を運ぶのは業者にお任せでも、清掃やさまざまな手続き、移動などに心身とも疲弊するものです。

できるだけ時間を短縮して、余裕を持って新居に到着できるように、前もってできる工夫をしておきましょう。

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