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引越し前日の冷蔵庫の準備は?電源を切る・水抜き・処分方法などを徹底調査

明日が引越しでも最後まで冷蔵庫は使いますよね。冷蔵庫の引越し準備ってどうすれば良いのでしょう。

新居での冷蔵庫の置き場所や、処分する場合の方法やその費用も徹底解説します。

目次

今使っている冷蔵庫、引越ししますか?

引越し準備で忘れてはいけない家電が冷蔵庫です。生活に欠かせないものですが引越しするかどうか悩むときがあります。

購入されて数年であり、また引越し先で大きすぎるなどの問題が無ければ引越しされると思います。

しかし、家電の進化はかなり早く購入から7~8年以上経った冷蔵庫だと買い換えた方が良い場合もあります。

その理由は電気代の差です。容量500リットルの家族向けの冷蔵庫の電気代は

  • 10年前だと 17,000円
  • 現在では   4,600円

年間で13,000円以上の差が出てきています。これが10年だと130,000円も違いが出てきますよね。

そして故障したときなどの部品を取り置きしている年数は9年となっています。

口コミなどでも大体買い換えは使用頻度などによりますが10年前後となっており一般的には冷蔵庫の寿命もその程度です。

目安としては冷えが悪くなってきたり、冷蔵庫の音が大きくなっているのが買い換えのサインです。

また、引越し料金も冷蔵庫1台で上記に例を出した500リットルだと15,000円から20,000円位です。この金額をかけても引越しする方が良いかどうかを検討されると良いでしょう。

新しい冷蔵庫を購入する時に気をつけること

冷蔵庫を引越しされずに買い換える重要な3つのポイントをご紹介しますね。

省エネタイプを選ぶ

これは皆さんが選ぶ時には気をつけられるところだと思います。

しかし、この省エネタイプの冷蔵庫は割と大きめな家族向き用の冷蔵庫が主流で一人用の小型タイプには省エネタイプが少なくまた電気代もさほど変わらないようです。

電気屋さんの店頭では消費電力と電気代の表示が有ると思います。これはあくまで目安です、ご家族が多い場合などでは扉の開閉は多くなります。

すると冷蔵庫の庫内温度を下げるために電気が多く消費されることになります。

家族向けなら扉が沢山有るタイプがベスト

最近の冷蔵庫は扉が多くありませんか?

私の家にある冷蔵庫は冷蔵室・野菜室・冷凍室と3つ位しかありませんが扉の多い冷蔵庫では5つもあります。

冷蔵室・野菜室・冷凍室の他にチルドルームや製氷室など多彩ですが消費電力は3ドアとさほど代わりがないとこのとですが、必要に応じた扉しか開けないので結局はこちらの方がお得になります。

置き場所とサイズの確認

冷蔵庫は3人から4人家族での標準的な大きさは300リットル~400リットル程度です。

サイズは平均として高さ180cm奥行き65cm幅68cm位が主流です。2人から単身者用は200リットル前後が多いようです。

こちらのサイズはぐっとコンパクトになり高さ156cm奥行き65cm幅54cmとなります。

これら冷蔵庫を設置するときは高さ・幅・奥行きそれぞれ最低でもプラス10cmが必要としてサイズを見積もってくださいね。扉開閉にかなり幅を取ることが見込まれるからです。

この冷蔵庫の扉ですが最近は両開き・左開き・右開き・左右どちらでも開けるタイプの冷蔵庫などいろんなバリエーションがあります。

新しい引越し先で冷蔵庫の置き場所にあった扉の冷蔵庫を選ばないと毎日使うものなので大変不便になります。

例えば左側の壁にピッタリつけて置かざるをえないところで左開きだと食品が出しづらく使い勝手が悪いですよね。観音開きだと先にご案内した扉幅をもうプラス10cm位余裕をとって置くとスムーズな開閉で利用できます。

細かい事ですが、この点に気をつけて選んでくださいね。

冷蔵庫の引越し準備とは

冷蔵庫を引越しするには「水抜き」が必要です。簡単ですが大事な作業をご説明しますね。

新しい冷蔵庫を引越し先で買わず、今利用しているものを引越しするのであれば少なくとも3日前より準備が必要です。

保存が利くような乾物品を除き、ここ2,3日で食べきれるような食品のみ購入すること、残ると運ぶか処分するのでかえって手間がかかります。

また、この数日前からドアポケットなど細かい部分の掃除もしておくと良いでしょう。そして引越しの2,3日前にすることの一つに「冷蔵庫の水抜き」作業があります。

普段はまったく気にしていないことが多いのですが冷蔵庫内は沢山の水を庫内に貯めています。昔の冷蔵庫のように自分で霜取りするような冷蔵庫は最近ありませんよね。

今時の冷蔵庫は自分で判断して余計な霜がつかないように、冷蔵室内の温度調整をしているためです。

引越し2日前には製氷機能を止めておき冷蔵庫の下には引き出しのようなものが有りこの中の水を捨てるなどの処理をおこなってください。これが「冷蔵庫の水抜き」になります。

 

あらかじめこの作業をしていただくと引越し当日の作業がスムーズにいきます。

この「水抜き」をキレイにしておかないと冷蔵庫を運搬するときに汚水がこぼれるなど床を汚します。大型冷蔵庫になるほど大量の水が出てきますので忘れずに処理が必要となります。

やり方が解らない場合は引越し業者さんが見積もりに来られた際にやり方を伺っておくと教えてくださるはずです。

また冷蔵庫内には卵ポケットや引き出しなどの部品が多くありますが運搬時の破損を避けるために緩衝材などにしっかり包んで置きましょうね。

引越し前日から当日、冷蔵庫内の食品はどうしましょう

直前まで利用する冷蔵庫ですが、食品や調味料など中身はどうすれば良いかまとめました。

引越し前日ともなればすでに生鮮食料品などはもうありませんよね。でも全ての食品(日持ちするもの・調味料も含む)を全部捨てるのは、ちょっともったいないような気もします。

前日までに捨てるもの・運ぶものを選んでおきクーラーバックか発砲スチロールに入れて置きましょう。冷蔵して運びたい食品はクール宅急便を利用して運んでいただくのが簡単です。

これなら前日にまとめておいたものを集荷に来ていただき、新しい引越し先に荷物を運び終えて冷蔵庫の電源をいれた3~4時間後に到着するように時間指定で到着するように手配をしておくと、食品が傷まずスムーズな食品の引越しができますよ。

また、前日の昼くらいからほとんどの調理器具もお湯を沸かす程度簡単なもの以外は梱包されることでしょう。

前日の夜や朝食はコンビニ等ですませて荷物をできるだけまとめておくと楽です。

そして、食品をだして冷蔵庫の電源を切って数時間経つと冷蔵庫の扉を開けるとかなりのニオイがでてきます。いつもはひんやりと温度が低い状態で何も感じなくても室温に冷蔵庫内が近づくとニオイに気がつくことでしょう。

卵ケースやドアポケットの部品を外してまとめておくついでに庫内を掃除しておくと、引越し先ですぐに利用でき一手間省けます。

冷蔵庫を処分するとき料金はどの程度必要か。

利用している冷蔵庫を引越しせず処分する場合のリサイクル料についてご案内しますね。

お使いの冷蔵庫の大きさと製造メーカーによってもリサイクル料金が変わってきます。

冷蔵庫のリサイクル料金はまず大きくは2種類に分けられます。

  • 170リットル以下 3,600円(税抜き)
  • 171リットル以上 4,600円(税抜き)

となります。これは主要メーカーの価格でありメーカーによってこのリサイクル料金に違いがあるのです。

アイリスオーヤマは小型家電を多く取り扱うメーカーですがこのアイリスオーヤマの冷蔵庫のリサイクル料金は一律4,765円となっています。

若干違いがでてきます、海外メーカーの冷蔵庫だとまた処分料金が変わってきますので詳しくは引越し業者さんにご確認ください。

冷蔵庫を処分するのはこのリサイクル料金だけでは有りません。

冷蔵庫はギリギリまで利用するために、引越し業者に依頼する場合が多いですがサブ冷蔵庫など小さい冷蔵庫などで自分で運べれば
リサイクル料金のみで済みます。

しかし、小型でも100リットル以上場合によっては400~500リットルの冷蔵庫の処分は業者さんにお任せになると思います。

当然ですが、この場合先のリサイクル料金の他に運搬料金が発生します。引越し業者と家電量販店はほぼ同じくらいの料金でリサイクル料金プラス3,000円、大型冷蔵庫の場合はもう少し料金が上がります。

 

また購入されて数年くらいなど程度のよいものであれば買い取りも家電量販店・リサイクル業者は行っています。

冷蔵庫のメーカーや製造年月日・型番などが解れば電話でも買い取りするかどうかを聞くことができますし、見積もりくらいは何処でも無料なので一度来ていただき見積もりをお願いしてみてはいかがでしょう。

いかがでしたでしょうか、冷蔵庫の引越しについてまとめましたが普段思いつかないような「水抜き」や冷蔵庫の処分方法をご案内しました。

是非ご参考になさってくださいね。

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